2016年8月7日日曜日

今年の目標のひとつ 『桜ライン311』へ・・・


NPO法人 『桜ライン311プロジェクト』様より、今年10月に行われた桜の苗木植樹の風景を送って頂きマシタ


2012年1月に書かせて戴きましたブログで今年の目標として、3・11の東日本大震災の被災地へ桜の苗木を寄贈させて頂くことと、今後の弊社の精神的な柱となる経営理念を作成することの2点を挙げさせて頂きました。両方ともに実にまるまる1年をかけてようやくどうにかこうにか、『有言実行』を果たすことが出来ましたので、御報告させて頂きたいと思います。

先ずは桜の件ですが、年頭よりネットを通じて我々の趣旨に合うボランティア団体を探しておりましたが、何処も津波による塩害で、寄付は集まるものの実際に植樹を行える場所をなかなか確保できないとの理由で計画が進行しない現状を知りました。その後しばらくしてNHKの『朝いち』という情報番組で、『桜ライン311』というNPO法人の活動を知り、問い合わせをさせて頂きました。

この団体は、「震災から1時間以内に東北各地を10mを超える津波が襲う可能性が有ることを、予知出来ていたら、奪われた命はもっと少なくて済んだのではないか・・・!?」という後悔に基づき、陸前高田市内約170kmに渡る津波の到達ラインに10mおきに桜を植樹し、ラインに沿った桜並木を作ることで後世の人々に、津波の恐れが有るときにはその並木より上に避難するように伝承していくことを活動の目的としています。既に年内3回に分けて150本くらいずつの植樹を行っており、来年3月頃にはまた4回目の植樹を行う計画だそうです。

可能ならば我々も皆で直接参加をしてボランティアの方々と一緒に植樹をしたいところでしたが、残念ながら今年はその余裕が無かったため、寄付のみでの参加とさせて頂きました。秋に行われた活動の風景写真を送って頂き、今後への励みにさせていただくことに致しました。被災地への想いを年々風化させない為にも、継続して協力させて頂くことを目標に来年も頑張って業務に励みたいと思っております。

我々の会社も5月の独立をはさんで本当に波瀾万丈な大変な1年ではありましたが、お蔭様で26日には1年かけて社員皆の想いを集めて作成した経営理念の発表と納会を無事に終えることが出来ました。綺麗ごとではございませんが、太陽光発電システムの普及を通じて一日も早い原発ゼロの達成に貢献し、継続的にボランティア活動に協力できることを励みにしながら、来年また一歩『良い会社』に近づけるようコツコツと精進したいと考えております。

2012年12月25日

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