2016年8月7日日曜日

我々の『チームスローガン』!!


あけましておめでとうございます。いよいよ年も明けて心機一転、我が社も今年こそ大いなるチャレンジと飛躍の年にしたいと考えておりますので、今年も一年どうかよろしくお願い申し上げます。年頭に先立って、昨年からの一年越しの宿題でありました「皆の意見を取りまとめて、やる気の出る社訓を創る!」という課題につきまして、とうとう完成致しましたので発表させて頂きたいと思います。



チームスローガン

「メンバー全員を幸せにする会社」を目指す!


企業理念 (対外)

一、 我々は「LOHAS」の価値観に基づいて、
      人と地球環境にやさしいライフスタイルを提案し続けます。

一、 我々は故郷を愛し、地域に密着し、お客様に信頼され愛され続ける
       オンリーワン企業を目指します

一、 我々は「三方良し」の精神を貫き、世界平和に貢献します。



経営理念 (行動)

一、 社員とその家族が、人生に幸せを実感できる様、精神的・経済的な豊かさを追求する 
一、 社会人としてのモラルと人間力を高め合い成長できる会社を目指す
一、 自分の仕事と会社に誇りを持てる様、常に誠実に業務を遂行する
一、 チームの絆を大切にし、社員が互いに信頼し、協力し、助け合って、目標に向かう
一、 地域で顧客満足度No,1のシステムインテグレーターを目指す
一、 夢を共有できる魅力ある会社を目指す
一、 義理と人情を重んじ、目先の損得だけでは動かない
一、 わくわくする様な刺激のある、積極的で感動的な人生を目指す社員を応援する
一、 大義を貫き、世の為、人の為、家族の為に働く
一、 業務遂行に際しては、「有言実行」を目指す
一、 「一期一会」を大切にし、お客様との信頼関係を財産とする
一、 日々の仕事に埋没せず、公私にメリハリを付けバランスのとれた充実した生活を目指す


以上でございます。

作成に際しましては、まず社員一人一人から意見を出してもらい、それらを参考にしながら私なりの想いも込めてまとめました。ちょうど昨年秋頃より中小企業家同友会を介してご紹介いただいた経営コンサルタントの黒田さんの計らいで法政大学大学院の並木教授をはじめとする学生の皆様方に弊社の経営分析をして頂きました。その際に戴いたご意見も大いに参考にさせて頂きましたので、この場をお借りして改めまして心よりお礼を申し上げたいと思います。

立派な精神的屋台骨が出来上がった以上、あとはそれぞれの腹に落として即実践です。理想の会社に近づけるよう今年は全員一丸となって業務に邁進して参ります。


2013年1月15日

今年の目標のひとつ 『桜ライン311』へ・・・


NPO法人 『桜ライン311プロジェクト』様より、今年10月に行われた桜の苗木植樹の風景を送って頂きマシタ


2012年1月に書かせて戴きましたブログで今年の目標として、3・11の東日本大震災の被災地へ桜の苗木を寄贈させて頂くことと、今後の弊社の精神的な柱となる経営理念を作成することの2点を挙げさせて頂きました。両方ともに実にまるまる1年をかけてようやくどうにかこうにか、『有言実行』を果たすことが出来ましたので、御報告させて頂きたいと思います。

先ずは桜の件ですが、年頭よりネットを通じて我々の趣旨に合うボランティア団体を探しておりましたが、何処も津波による塩害で、寄付は集まるものの実際に植樹を行える場所をなかなか確保できないとの理由で計画が進行しない現状を知りました。その後しばらくしてNHKの『朝いち』という情報番組で、『桜ライン311』というNPO法人の活動を知り、問い合わせをさせて頂きました。

この団体は、「震災から1時間以内に東北各地を10mを超える津波が襲う可能性が有ることを、予知出来ていたら、奪われた命はもっと少なくて済んだのではないか・・・!?」という後悔に基づき、陸前高田市内約170kmに渡る津波の到達ラインに10mおきに桜を植樹し、ラインに沿った桜並木を作ることで後世の人々に、津波の恐れが有るときにはその並木より上に避難するように伝承していくことを活動の目的としています。既に年内3回に分けて150本くらいずつの植樹を行っており、来年3月頃にはまた4回目の植樹を行う計画だそうです。

可能ならば我々も皆で直接参加をしてボランティアの方々と一緒に植樹をしたいところでしたが、残念ながら今年はその余裕が無かったため、寄付のみでの参加とさせて頂きました。秋に行われた活動の風景写真を送って頂き、今後への励みにさせていただくことに致しました。被災地への想いを年々風化させない為にも、継続して協力させて頂くことを目標に来年も頑張って業務に励みたいと思っております。

我々の会社も5月の独立をはさんで本当に波瀾万丈な大変な1年ではありましたが、お蔭様で26日には1年かけて社員皆の想いを集めて作成した経営理念の発表と納会を無事に終えることが出来ました。綺麗ごとではございませんが、太陽光発電システムの普及を通じて一日も早い原発ゼロの達成に貢献し、継続的にボランティア活動に協力できることを励みにしながら、来年また一歩『良い会社』に近づけるようコツコツと精進したいと考えております。

2012年12月25日

『やちよ絵手紙の森美術館』のバスツアー


常日頃より事あるごとに、何かとお世話になっております『やちよ絵手紙の森美術館』の瀧下先生ご夫妻にお誘い戴き、10月末の月曜日に美術館恒例のバスツアーに参加させて戴きました。

毎回日帰りで、四季折々の観光地を訪れては先生夫妻を囲んで会員の方々同士の懇親を深めておられるらしいのですが、今回の目的地である「古峯神社」は栃木県鹿沼市にあり、由緒正しく大変ご利益の深い知る人ぞ知る有難い観光スポットであるとのことで、今回ばかりは先生方の熱にも絆されて、それではということで、夫婦で参加させて戴くことになりました。

私ども夫婦にとっては、それこそ瀧下先生ご夫妻自体が大変ありがたい人生の大先輩であり、何かにつけて家族ぐるみで大変お世話になっている人生の道先案内人であり、美術館が八千代のパワースポットである訳ですから、御利益が無いわけがないツアーなのであります。久しぶりに街の喧騒を離れて、紅葉に彩られた自然に囲まれながらのんびりと食事をしたり、鬼怒川を舟で下ったり・・・。神社ではここぞとばかりに、会社と社員の繁栄を祈り倒して参りマシタ!

自分は割と人生のバイオリズムであったり、ヒーリングやスピリチュアル的な考え方を素直に都合よく受け止める達であり、暦によりますと来年は自分にとってナカナカ報われなかった今年の小殺界を潜り抜けイケイケドンドン公私共に絶好調の年を迎えると、あの細木数子さんがおっしゃっているので間違いは無いかと思われます!

今年も早いもので残すところあと2ヶ月をきりました。何だかんだと慌ただしい1年ではございましたが、終わりよければ・・・なんとか皆で気持ちよく良い年を迎えたいところです。

『少年野球』から学ぶ


中1の長男は小2の頃から地元の少年野球チームにお世話になり、明けても暮れても毎日泥だらけになって野球漬けの日々を過ごしておりました。私も高校時代には大阪の私立高校の野球部で、やはり長男と同じように毎日泥と汗にまみれて甲子園を夢見ておりましたが、昨年は縁あって20数年振りに、指導者として仕事を犠牲にして・・・!?息子と一緒になってどっぷりと野球をさせて戴きマシタ。

『野球』というスポーツを通じて、お蔭様で同じチームの父兄コーチやOB、クラブや連盟関係者、更にはチームの垣根を越えて本当にたくさんの方々と御縁を戴く事が出来ました。今思えば、子供たちの為に一生懸命に野球を教えているつもりでしたが、実は大いに自分自身の勉強に繋がっていた気が致します。今年の夏には、これまたタイミング良く母校の野球部のOB会が立ち上がり、久しぶりに高校時代の恩師や仲間と感動の再会を果たすことが出来ました。そして実は我々、『チーム ロハス』の社員スタッフも、蓋を開けてみれば何故か大方が野球部の出身者であり、これまた不思議な御縁を感じております。

そんな息子も今年から中学に上がりましたが、中学の野球部では無く、縁あって3年ほど前に創設されたばかりで、元オリンピックの日本代表や、社会人、甲子園なども経験された素晴らしい指導者がそろう、ボーイズリーグのクラブでお世話になることになりました。

写真は今回、新人戦で惜しくも僅差で勝利を逃したあとのミーティングの様子ですが、監督やコーチの熱い訓示を傍で一緒に聞かせて頂くにつけて、選手同様、私自身も深く納得させられて仕舞いました。


『今回の大会については、26人のメンバーが居るにも関わらず、9人に対し出場のチャンスを与えることができず、本当に申し訳ありませんでした。今回、幸運にも出場の機会を得られたメンバーは、今日の敗戦について出られなかった9人の仲間に対して、心から反省して謝罪の気持ちを持って欲しい!』

『全国にはお前たちよりも野球の上手い連中が、掃いて捨てるほど居る。俺たちは、上手いだけの選手は使わない。ハートの強い選手を使いたい。ここ一番の時に結果を出せる選手は、人に見えない所でもコツコツと努力している奴。小さなことにも手を抜かずに全力でやる奴。野球だけじゃなく礼儀、挨拶に始まって普段の生活でもキッチリやっている奴だ。』

『相手だって同じ年の人間なのだから今の時点で技術や能力にはそんなに差はないはず。勝敗を分けるのは紙一重。野球に取り組む普段からの本当に小さな姿勢の違いが、やがて大きな開きになって行くんだ。』


などなど、何となく我々社会人にとっても身につまされる話が多く、子供たちと一緒になって、我々親の方も背筋が徐々に伸びて参ります・・・!

野球部を始め、体育会出身者の多い我々『TEAM LOHAS』のメンバーも、改めてスポーツを通じて学んだ 『全員野球』 や 『One for all  all for one』 の精神を想い出して、より良いチーム、より良い会社を目指して頑張って行きたいと思います。

2012年10月25日

義理と人情の・・・『人生劇場』!


5月1日より、「ビッグインテック」グループから独立させて頂き、何だかんだと忙しく業務をこなしているうちにいつの間にかあっという間に4か月が経ってしまい、その間一度も名古屋の本社には顔も出せずにおりました。このままではズルズルと不義理してしまうと思い、けじめの意味も込めて何とか8月末日に久しぶりに名古屋へ挨拶に行って参りました。


振り返れば、昨年の震災をキッカケに市場が大きく多様化する中で、苦渋の決断で現在のかたちを選択することになりました。正直なところ、久しぶりに本社を訪れてどんな雰囲気で迎えられるのだろうか・・・!?少し不安が無かったかと言えば嘘になります。本社で一通りの挨拶を交わしたあと、高口会長、そして後からわざわざ出張帰りに駆け付けてくれた酒見社長と3人で、大須観音にほど近い会長の馴染みの品の良い居酒屋で、久しぶりに一杯やることになりマシタ。


「引き際、去り際、別れ際」の美学はそれぞれ有るかも知れません。「立つ鳥あとを濁さず」とはよく言うものの、現実社会ではナカナカそう綺麗には行かない場面を多々目にして参りました。今回、自分なりには精一杯の礼を尽くし、筋道を通したつもりでしたが、果たして本当に実践出来たのだろうか・・・!?相手にはどう伝わっているのだろうか・・・。「折角、縁あって一度は棹差したのだから、いつか訳あって袂を分けたとしても、お互い何処で助け合えるか判らないぞ。」 「たまたま何処かでバッタリ出会っても下を向かなきゃならない様な辞め方だけはするなよ。」 「いつ逢ってもお互いに笑って焼き鳥で一杯やれる付き合いは続けような。」実は私自身が日頃から社員に伝えている事でも有るわけです。しかし、暫らく飲み交わすうちに、そんな不安はまったく無意味であったことが、次第に判って参りました。


「あ~やっぱり自分は今までこの人達と一緒に仕事をさせて戴いて来たことは決して間違いでは無かったなぁ・・・」と、今更ながら改めて思い知らされ、胸が熱くなる想いでありました。縁あって8年前にお会いした当時、会長はとてつもない酒豪であり、1年近く単身名古屋でお世話になっていた頃は、毎晩のように誘って戴き、市内あちらこちらの居酒屋を飲み歩いておりました。会長はとても見識が広く物知りで、今の日本の政治に関すること、環境問題に始まり、教育や介護問題のこと、歴史上の人物や中国の難しい故事についても色々と教えて戴きました。武士道とは・・・とか言いながら、人生観をぶつけ合いながら議論が熱く成り、自分がちょっと小難しい意見をしだすと、「大木ちゃん!まあ楽しきゃええのよ~!」と言いながら、2件目、3件目と夜中まで止め処なく転々としていた頃が懐かしく想い出されました。


翌日は、気持ち良く晴れ渡った夏空の下、毎月恒例1日のお参りで熱田神宮を参拝しに行かれるとのことで、私も久しぶりに同行させて戴きました。何だかんだと昨年の震災以降、自分の中で悶々と引っかかっていた想いが、今日の夏空の様に一気に晴れ渡り、奇しくも本日9月1日で45歳を迎え、「ようやく本当の意味でスッキリとした気持ちで新しいスタートがきれるぞ!」となりました。


人生は波瀾万丈、山あり谷あり、笑いあり涙あり。いろんな事が有るけれども、8年前に会長から教わった「惻隠の情」をこれからも座右の銘にして、義理を欠かず、筋道を違えず、誠実に歩いていれば、そうおかしくはならないモノかな・・・と、人生も半ばを過ぎて今更ながらしんみりと感じたのでありました。

2012年9月25日

今年の社員旅行は・・・!?


私もかれこれ15年来のお付き合いになる釣りキチでタイル屋のマサキさんに誘われて、これまた懐かしい釣り仲間でクロス屋のイっちゃんにお手伝いしてもらいながら、今年はお馴染みの飯岡漁港『優光丸』で船釣りを楽しむことになりました。

毎年この時期に行っている一泊二日の社員旅行ですが、一昨年の「湘南~江の島めぐり」と、昨年残念ながら登頂こそ出来なかったものの、思い切って皆でチャレンジした「富士登山旅行」に引き続き、今年はまた『海』ということで船釣りに挑戦することになりマシタ。心配していた天候も何とか梅雨の晴れ間に恵まれて、7月4日(水)はとても気持ちの良い快晴のもと、皆で真っ青な大空と穏やかな大海原へ向けて元気よく出航致しました!

ほとんどの者が今回船釣りは初挑戦ということで、途中から船酔いして何人か「撒き餌係」になることも予想していましたが、あらかじめ飲んでおいた酔い止めの薬が効いたのか、誰一人倒れることなくそれぞれ順調にキスやアジ、カレイなどを気持ちよく釣り上げておりました。途中、若干吐き気をもよおした斉藤君も、自らパンツ一枚で海に飛び込み、気合で・・・!?乗り越えていたようです(笑)。

週末の8日(日)には、幕張のホテルで神君の(写真右上左側)感動的な結婚式もあり、7月はとても賑やかで慌しいスタートになりました。これからも結婚や出産、新築その他、社員同士でおめでたい人生の節目の喜びをどんどん分かち合える機会が増えるといいなぁ・・・と思う今日この頃であります。


2012年7月12日

再出発から目まぐるしく過ぎたアッという間の1か月・・・!


『何かを新しく始めるとき』というのはこういうモノなのでしょう。次から次へとやるべきことが湧き上がって来てその都度大なり小なり的確なジャッジを求められます。日々刻々と変化する状況に振り回されて、1度は判断したものの、「やっぱりこうした方が良いのかな・・・」とか、「やはりこうあるべきかな・・・」などと自問自答することがかなり増えてきた今日この頃であります。

もちろん自分の意見だけでは判断に迷う局面も多々あり、そんな時は即答は避けてなるべく適材適所に『お伺い』をたてて相談をするように心がけております!そんな時に、頼りになるのが、我が社の2トップであります山崎営業統括本部長であり、平井経営企画室長です。2人とも喜怒哀楽を前面に出し、感情の起伏も激しい私とは全くタイプが異なり、常に穏やかでバランス感覚もあり、一時の感情や勢いに任せる事無く、より冷静に客観的に物事を観察する能力に長けて居る為、『ここ一番』の決断をするときには欠かすことの出来ない「ご意見番」であります。さらに現場目線でより具体的なお客様に関する判断をするときには営業の各役職リーダーに意見を聞くことが多いのですが、自分達にとっての損得では無く、よりお客様側の立場で意見を言ってくれる時はちょっと嬉しい瞬間です。

今回の社名登記の変更に伴い、社屋の看板の架け替えや営業車のステッカーの張り替えに始まり、会社案内や名刺にチラシ、ホームページの作成。取引先商社や信販会社、銀行との再契約や各種保険手続きの変更、挨拶。それに必要な書類を揃えるために何度、法務局や役場に足を運んだことでしょう!?(事務的なことは多才な平井室長がほとんどやってくれましたが・・・)何とかひとまず業務が落ち着いて流れて来ましたので、遅ればせながら過去に設置戴いたお客様に充ててようやくこれから御挨拶の案内状を送らせて戴きたいと思っております。

多様化するニーズに少しでも幅広く的確に応えられるよう、最近は忙しい時間の合間を縫って積極的にビッグサイトや幕張メッセなどで行われる環境イベントや新商品の展示会へ足を運ぶようにしています。今、注目を浴びている蓄電池に始まり、エネルギーの使用状況の見える化を目指す「HEMS」や「スマートグリッド」に関連する商品。その他環境だけではなく、昨年に比べて危機管理意識の高まりに対応した新商品も多く見かけるようになりました。太陽光発電の設置もより大型化が進み、一般住宅用からアパートや集合住宅、産業用へと政府の方針も徐々にシフトして行きそうです。

ご存知の様に、目まぐるしく変化する市場や新商品のニーズの期待に対して、相変わらず経済産業省の政策が今一つ後手に回っている感は否めません。様々な情報が交錯する中、我々も一方的な情報や意見に振り回されることなく、常に自ら広くアンテナを張り巡らして製造メーカーや商品の信頼性を見極めつつ、ユーザーの目線と擦り合せながら自信を持ってご提案して行きたいと思います。


2012年6月9日

『 TEAM  LOHAS 』 で新しいカタチを目指します!


名古屋にございます我らがビッグインテック本社の寛大な配慮のもと、この度5月1日付けをもちまして社名を変更し、『チーム・ロハス株式会社』として新たなスタートを切ることになりました。もちろん今までお世話になった800棟近いお客様の対応に付きましては、今まで通り誠意を持ってアフターフォローさせて戴きます。

3・11の大震災以降、環境問題や危機管理に対する意識が急激に高まり、市場も大きく変動致しました。この大きな時代の変化を受けて、我々もより一層地元に密着し、さらに幅広くお客様のニーズに対応出来る様にすることが急務であると考えました。気持ちも新たに一からスタートを切るつもりで精一杯やらせて戴きますので今後とも宜しくお願い申しあげます。

地球温暖化を抑制するため、2005年に発効された京都議定書により日本政府は2012年までに1990年比で温室効果ガスの排出量を-6%まで削減することを目標として義務付けました。当時の小池百合子環境大臣が国民的プロジェクトとして陣頭に立ち、呼びかけたのが『チーム・マイナス6%』です。

・冷房の設定温度は28℃にしよう
・エコ製品を選んで買おう
・蛇口をこまめにしめよう
・レジ袋を断ろう
・ふんわりアクセル「eスタート」をしよう
・コンセントからこまめに抜こう

という≪6つのアクション≫を提唱し、一般的にも「クールビズ」 「エコバック」 「マイ箸」などの言葉が定着し始めました。

その後、排出権取引分も合わせて見事に-6%を達成し、2009年9月ニューヨークで行われた「国連気候変動サミット」において、新政権の鳩山総理から我が国のさらに新たな目標として、温室効果ガスを2020年までに1990年比で25パーセント削減することが表明されました。こうして2010年1月14日より『チャレンジ25キャンペーン』として

・エコな生活スタイルを選択しよう
・省エネ商品を選択しよう
・自然を利用したエネルギーを選択しよう
・ビル・住宅のエコ化を選択しよう
・CO2削減につながる取り組みを応援しよう
・地域で取り組む温暖化防止活動に参加しよう

という≪6つのチャレンジ≫に形を変えて引き継がれたのです。

このような時代の流れを背景にして「LOHAS」という造語が広く使われ始め、今までの利便性や快適性ばかりを追求したライフスタイルから、「健康と環境に配慮した持続可能なライフスタイル」を目指そうという新たな価値観が広がって参りました。

戦後の高度経済成長を皮切りにして、モノの豊かさばかりを追求している間に、いつの間にかココロの豊かさが失われつつある今までの価値観をちょっとずつ改めて、我々はこれからもスローフードで健康や癒しを優先し、スローライフで環境を優先するエコピープルの輪を広げるお手伝いが出来れば幸いです。

2012年4月19日

大公開! 我が家の 『家訓』 とは・・・!?


前回、「我々の目標となる会社の『経営理念』とか『社訓』を皆で話し合って作りたい!」という様なことを書かせて戴きました。その件につきましては、しばらくの間、私も含めて社員全員の「宿題」になっておりますが、そのことと絡めて今回は思い切って我が家の『家訓』を公開させて戴くことに致しました!

『家訓』がある家などと聞くと、如何にも「先祖代々由緒正しい家柄なのでは・・・!?」と勘違いされてしまうかも知れませんが、残念ながら実は全くそんなことはございません。私自身まったく一般的なサラリーマンの家庭で生まれ育ち、先祖を何処まで辿ってみても、おそらく農家の分家の分家か、良くてせいぜい地方の下級武士の端くれに、かすってくれればいいくらいのところだと思います・・・。

では、何故そんな血筋の我が家に『家訓』なるものが存在するのか・・・!? それは、かれこれ5年程前に、ある方からのお勧めがキッカケとなり、そんな家柄に憧れた私が勝手に作ったからであります。しかし、その時はそれなりに大真面目に一生懸命考えて、家内まで巻き込んで何とか作り上げました。当時、我が家は、中1の長女、小2の次女、年子で小1の長男の5人家族でありましたが、まだ幼い子供たちにあまり難しいことを言っても理解できるはずもありませんので、我々夫婦が最低限こだわりたいことを掲げて壁に貼り付けマシタ。


 一、 大きな声であいさつをしなさい

 一、 食べ物を粗末にするな

 一、 弱い者いじめはするな

 一、 感謝の心を忘れるな

 一、 謙虚な心を忘れるな

 一、 言葉使いに気を付けなさい

 一、 人の倍努力しなさい

 一、 ファミコン類は禁止 (持たない、買わない、持ち込まない!)


というようなモノでした。毎月の1日は、晩御飯を、子供たちの大好きな「手巻き寿司の日」として、食後ちょっと贅沢にデザートも付けて、それを餌に食べる前に皆でこの『家訓』を唱和させます!それぞれに、「先月の反省と今月の目標」を発表し、毎月役割分担したそれぞれの「お手伝い」の評価をベースに家内が「おこずかい」を手渡します。もちろん「働かざる者は、食うべからず」です。初めは正直なところ、ちょっと冗談半分で始めたのですが、いつの間にやら習慣化して定着し、今では完全に「しきたり」になってしまいマシタ。今想うとおそらく子供たちにしてみれば、「家族会議」よりも「おこずかい」と「手巻き寿司」が嬉しかったのだと思います。最後の「ファミコン~」は家内の強いこだわりで、これが実は彼らにとって一番辛かったらしく、ひところは友達の輪に入れず、「なんでこんな面倒臭い家に生まれてしまったんだろう・・・」と我々を恨んでいた時期もあったようです。

そんな我が家の子供たちも早いもので、長女は今年から大学生、下のチビも何と中学校に上がります。さすがにそろそろ我が家の『家訓』もグレードアップしなければ・・・ということで、昨年の秋ごろからリニューアルすることにしました!


 一、 大きな声で、先に挨拶をしなさい

 一、 食べ物を粗末にするな

 一、 時間と約束は必ず守れ

 一、 明確な夢を持て

 一、 文武両道を目指せ

 一、 正直に生きろ

 一、 家族の絆を信じろ

 一、 迷ったら GO !

 一、 23才までに精神的に、経済的に自立しろ

 一、 現状は自分にとって、必然であり必要、ベストであると心得よ


「何やらよくもまたずいぶん偉そうな能書きを考えて作ったモノだなぁ・・・」と思われるかも知れませんが、今回は家族全員で候補を出し合いながら、絞り込んで作りましたので全員納得済みデス。いまどきこんな事をやっている家は、かなり珍しいでしょうね。でも続けてみると案外いいもんです。何より自分自身にも気合が入るので、かなりおススメです。まあ余り堅く考えず途中で多少のアレンジも有りということで、ちょっと興味がございましたら皆さんもとりあえず楽しく始めてみては如何でしょうか・・・!?

ということで、我々の会社にも、毎日、仕事に対して遣り甲斐とパワーが湧き上がって来るような良い『社訓』が誕生することを大いに期待したいと思います。

2012年2月2日

~感謝新年~ 『良い会社』 を目指して・・・

『 震災、節電、復興と昨年は日本人の真価を問われた一年であったと痛感しています。
  一企業として社会に貢献できるよう頑張りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
  新しい一年の平穏を願いつつ皆様のご隆盛を心から祈念申し上げます。
                                                 平成24年 元旦 』

という、一見まったく非の打ちどころの無い、とても完成度の高い文面の年賀状を投函して、ようやく何とか一年を締め括り納会を終えて、ちょっと長めの年末年始休暇に入りました。

しかし、3万人からの犠牲者を出した震災の記憶も生々しい昨年ばかりは、年賀状を出すことすら憚るべき情況だっただけに、ひとつひとつの言葉の重みが、出した自分自身に更に重く圧し掛かって来るような気分で年をまたぐことになりました。「日本人の真価」とは・・・!?「一企業として社会に貢献できる」こととは・・・・!?言葉にするのは簡単ですが、じゃ具体的に一体何をするべきなんだろう・・・。そんなことを考えながら、今年はあえて家族そろって被災地で年を越すことに決めました。

宮城県の石巻市から始まりひたすら沿岸沿いに、まるで空襲の焼けあとの様な見渡す限り廃墟だらけの住宅地と、所々生々しいがれきや廃車が山積みにされた県道を、松島~仙台空港と南下し、福島県の相馬市あたりまで来ると津波による被災地とは全く違う緊張感を感じます。カーナビに従いながら義父母の住むいわき市を目指して走り続けると、山道に入る手前でやはり『通行止め』のバリケードに阻まれました。あたりはもう既に薄暗く、ふと辺りを見渡すと、電燈の灯らない人気の無い民家が続き、頻繁にパトカーと擦れ違う異常な雰囲気に改めて、「決して入り込んではいけない区域に踏み込んで仕舞ったのだ!」と気が付きマシタ。慌てて迂回し、ずいぶん遠回りをしてようやく目的地に辿り着くことに成りました。



『良い会社』ってなんだろう・・・想い付くままに書き出してみました。


・社員とその家族が幸せを感じられること

・会社、仕事を通じて、それぞれが人間としても成長出来ること

・必ずしも収入だけではない「遣り甲斐」を感じられること

・将来に明るい夢や希望をもてること

・自分の会社、仕事に自信を持てること

・地元に根差して地域密着。ナンバーワンよりオンリーワンであること

・アフターも万全で、売り上げよりも顧客満足度でナンバーワンを目指していること・・・等々



経営者側と社員とお客様と立ち位置で目線が変わりますが、だいたいこんなイメージでしょうか。今年、年内には皆で意見を出し合って、士気の上がるしっかりとしたオリジナルの「社是」 「社訓」のようなモノも創りたいと考えています。八千代市に拠点を構えて8年目、独立法人化して6年目の今年ですが、時代の変化と共に将来をしっかりと見据えて、魅力的な会社の「かたち」を創り、基盤を固める1年にしたいと思います。ちなみに、年明け早々に幹部で相談し、「一件の成約につき一定額積み立てをして、桜の木を被災地に寄贈しよう!」ということに成りました。順当に行けば120本以上は植えられるハズです。環境をテーマに掲げる我々にとっては、とても遣り甲斐のある目標になると思います。

お蔭様で我が社もこの数年でスタッフが大幅に若返り、人数も少しずつ増えてきて、ずいぶんと活気付いて参りました。混沌とした時代にあって、すべてに於いて先行き不透明な不安感が付きまといますが、何事に対しても正直に、信念をもって誠実に向かって行けば必ず道は開けて行くものだろうと信じております。若輩者の集まりではございますが、常に前向きにコツコツと努力して参りますので、今年も引き続きよろしくお付き合いください。

2012年1月9日